とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

MENU

手組ホイール 必要な工具 材料 考察

どうも、とやです😊

 

 

今回はタイトルの通り、手組ホイールについて考えてみたいと思います。

 

 

 

なぜ、いきなり手組ホイールなんぞの話題になったのかというと、率直に言いますと手組でホイールを作ったら2~3万の材料費で4~5万の完組ホイールを上回る性能の物が腕によってできる(かもしれない)とのことで、10万オーバーの完組とかにはさすがに勝てないようですが、そんな完組を買うようなお金は無いので、DIYでもしも(自分なりに)良いものが作れたら愛着も湧き、所有感も増すのではないかと、前々から興味はあったもののなかなかハードルが高いために手を出しきれなかったのですが、チャレンジしてみようと意を決し、下準備をしている最中であります。

 

手組にチャレンジしてみようと思った最大のきっかけは、津末サイクルさんで手組ホイールを買ったことかもしれませんね😇

 

 

 

 

 

 

手組ホイール 必要工具

 

1.振れ取り台

 

ホイールを手組みするには、まず工具が必要です。

 

まずは振れ取り台。

 

 


MINOURA(ミノウラ) 振取台 FT-1 COMBO

 

こちらミノウラの振れ取り台で、センター出し工具まで付属して1万を切るコスパで飛びつきたくなりますが、これはどうやら精度があまり良くなく、完璧な精度を求める人には向いていないとのこと。

 

 


PARKTOOL(パークツール) 振取台 TS-2.2P

 

 

次はプロの人も使っているというパークツールの振れ取り台。

精度も良くて性能も申し分ないのですが、とにかく価格が高い😨

ホイールを手組するのも初めてだし、初めてなら初めてなりの身の丈にあったツールを使った方が良いのではという気がしますが、どうせまた買い直すことを考えると最初からこちらを買っておいた方が良いのかもしれません。

しかし現在はロード納車して1ヶ月しか経っていないために、およそ4万円の出費はかなりキツイ😭

 

 


PWT 振れ取り台

 

こちらはPWTという台湾メーカーの振れ取り台ですが、精度的にはミノウラとパークツールの中間くらいの位置付けのようです。

とある記事によるとパークツールの振れ取り台の設計を丸パクリしているとも😅

購入すると考えると、僕はたぶんこちらになるかもしれません。

 

 

2.スポークレンチ

ホイールを組むためにはスポークを張らなければ話になりません。

スポークを張るためにはニップルを締めるスポークレンチが必要となります。

 

ただし、おにぎり型などの1個で3種類の大きさを回せるようなスポークレンチは、高トルクでスポークを張ろうとするとニップルの山をナメやすいらしく、きちんと手組したいのならニップルの大きさは1種類だけに対応した単体の専用レンチのほうが良いとのこと。

どうせ1つのホイールにニップルの大きさを何種類も混ぜたりしないので、1種類専用品が確実ですね。

 

ということでスポークレンチは、

 

 


PARKTOOL(パークツール) スポークレンチ ニップルの4面保持 アルミニップルや高テンションに最適 2面幅3.4mmニップル用(JIS#14/15) SW-42

 

 

3.4mmのこれと、

 

 


PARKTOOL(パークツール) スポークレンチ ブラック 2面幅3.2mmニップル用(DT、Wheel Smith他) SW-0

 

 

 DTSWISSのアルミニップルに使用するであろうこれを持っていれば、おそらく大丈夫だろうということに。

 パークツール製は高いですが、安くて精度の悪いスポークレンチでニップルをナメるよりは圧倒的にマシなので、この際先行投資と割り切った方がよいでしょうね。

 

 

 

3.センター出し工具

 

手組ホイールは組んだあとにセンター出しをします。

中にはロードに取り付けてセンター出しをする強者もおられるようですが、手組初心者の僕にはおそらく必要になるであろうということで、こちらもチェック。


PWT プロフェッショナル リム センターゲージ WAG1930

 

 そこでやはりPWTのセンター出し工具がコスパと精度のバランスが取れているらしいので、僕はこちらを買うことになるのではと思っています。

 

 

4.スポークテンションメーター

 

現在スポークをどれほど張っているか、目安を知るのに必要な工具です。

熟練者は指でスポークを弾いた音でどのくらい張っているのか大体わかるそうです。

僕はもちろんわかりません😓💦

こちらも手組初心者である僕にとっては必要となってくるでしょう。

 

 


PARKTOOL(パークツール) スポークテンションメーター TM-1 並行輸入品

 

 パークツール製が精度も良くて安心らしいですが、振れ取り台と同じく、やっぱり高い😨

 ミノウラの振れ取り台が買えてしまうくらいの金額です。

 精度とコスパに優れたものはないものか。

 

 

ホイールを手組するにあたって

 

1.ハブの選定

 

まずはハブです。

体重が重いとか、パワーがありスポーク数を多くして剛性と強度を上げたいような用途だとハブの剛性が高くてスポーク数多めの物が良いらしいです。

シマノ

Novatec

TNI

その他にも色々ありますが、剛性を重視するならシマノでしょうね。

 

2.リムの選定

次はリムを決めます。

ヒルクライムを主にしたいのか、平地を主にしたいのかでリムの重さとリムハイトが変わります。

僕は最近ヒルクライムばかりしているので、ヒルクライムしやすい軽いリムを選びたいと思っています。

ということで、リムハイトは低めで、リム重量は軽めのものを選ぶことになるでしょう。

 

3.スポークの選定

 

ホイールとハブをつなぐスポーク。

これには、

 

・プレーンスポーク(スポークの太さが均一)

・バテッドスポーク(スポークの根本は太くて真ん中が細い) 

・エアロスポーク(俗に言うきしめんスポーク) 

 

があり、

 

・プレーンスポーク=一番安くて無難だけど重い

・バテッドスポーク=強度を保ちつつプレーンスポークよりも軽量化されているが、エアロスポークよりは重く、コストはプレーンスポークよりも高く、エアロスポークよりも安い。

・エアロスポーク=軽くて強度もあるが、一番高い。

 

今回手組をするならば、初めての作業なのでバテッドスポークあたりにしておこうかと思っています。

 

4.ニップルの選定

 

次はスポークを固定するニップルです。

これにはアルミニップルとブラス(真鍮)ニップルがあり、

 アルミニップルは1個0.4gと軽量だけど耐久性に難があるらしく、ブラスニップルは耐久性は良くて安いけど1個1gとアルミニップルの2倍以上重いらしいです。

アルミニップルで組みたいとも思いますが、JETFLYのニップルが約6年であんな感じに砕けているところを見ると(6年ももてば十分だろという意見はもっともです😅)無難に今回はブラスニップルで組んだ方が良いかなと💦

 

 

5.スポーク長の選定

 

これはリムとハブの寸法、スポークの組み方を基準に決めるらしいので、まずはリムとハブが手元に届いて実測してみることからですね。

スポーク長計算機というサイトもありますが、実測とメーカー公表値に誤差があることもあるらしいので、もしも間違えばスポークを買い直すということに😱💦

このへんはかなり慎重にしなければならないでしょうね。

今覗いているスポーク長計算機はこれですが、もしもこっちの方が良いよというサイトがあればお教え願います。

スポーク長計算機

http://sqm.jp/Spokes.html

 

 

 

 

あとは、手組ホイールでかの有名なのむラボさんの記事を熟読して、そこからなんとか100分の1、いや1000分の1でも技術を模倣できれば良いなと思っています。

これは前途多難な予感がしますが、これでなんとか手組ホイールが完成からの実戦ならぬ実走投入して問題がなければ、などと勝手に妄想しております。

 

こうしてあれこれ考えるのも楽しい。

これもロードバイクの醍醐味のひとつですな😏

 

次回の記事はスポークの組み方の計画などを予定しています。

 

 

ではでは(^-^)/

 

 

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ