手組ホイール vs 2013年式NOVATEC JETFLY
初めて作った手組ホイール、試作ホイール1号「ウルフ」
その性能は当初犬並みの剛性で、渾身のダンシングをするとビヨーンと跳ねていました。
それが色々と手を加えた結果、スパルタホイール並のガチガチっぷりになり、まさに狼のような剛性に変貌を遂げたのでした。
手組ホイール 試作ホイール1号「ウルフ」
ウルフという名前の由来は、
鉄下駄に見える
↓
鉄下駄の皮をかぶった軽量ホイール
↓
羊の皮をかぶった狼
↓
ウルフ
という経緯ですが、
出来上がった当初の剛性はまさに犬🐶でした(´・ω・`)
犬並みの剛性でも乗り心地が良いし軽いので悪くはありません。
しかし、ダンシングするとスピードダウンするという、まさにシッティングオンリーなホイールとなっていて、上り坂でこれでは疲労の分散が困難になり、結果的にキツくてタレる事態に。
そこで剛性を上げるために色々と細工を施し、
shoya-kenkouotaku2.hatenablog.com
自分の不注意と奢りによりリアのウルフのリムを早速破壊するということもありましたが、無事に修復は完了。
shoya-kenkouotaku2.hatenablog.com
近所の激坂TT 霊山寺TTにウルフで挑む
平均勾配12%の近所の激坂TT 霊山寺TT。
ウルフを万全の状態にして今回SCULTURAに取り付け、挑んできました。
ちなみにこの激坂TTを前回更新した2020年の8月は、
エモンダALR5
コンポ:R7000 クランクのみR8000アルテグラ
ホイール:2013年式NOVATEC JETFLY
タイヤ:前後GP5000 23C
BB:ウィッシュボーンBB
ペダル:R9100デュラエース
こちらで挑んでいます。
今回のSCULTURA LIMITEDは、
ホイール:試作ホイール1号「ウルフ」
タイヤ:前GP5000 23C 後ウルトラスポーツ3 23C
ペダル:R9100デュラエース
こちらで挑みました。
コンポとフレームに差があるものの、後タイヤに至ってはグレードダウンして重くなっています。
霊山寺TT タイム比較
気になるタイムは、
ずっと伸び悩んでいたタイムが、1分7秒更新するという快挙。
12分台で登るようなガチで剛脚な方々から見れば鼻で笑われるタイムではありますが、この霊山寺TTは僕の中で壁の一つでありました。
そんな強大な存在のセグメントで1分以上のタイム更新は本当に大きい。
手組ホイール 試作ホイール1号「ウルフ」総評
激坂の霊山寺を登っている最中に感じたのが、JETFLYに比べると激坂で速度の落ち込みが少ない。(決して楽にはならず、キツイのには変わりないです)
リアタイヤが重くなっているのに、リムが軽いので脚が売り切れにくい。
フレームにも剛性があり軽いので、さらに進むという相乗効果。
使用しているフレームの価格差が3倍くらいあるので、その性能差を考えると大した性能にはならないとは思いますが、
自分で組んでいてなんですが、言わせてください。
手組ホイール侮れない:(;゙゚'ω゚'):
材料費28000円くらいですが、4~6万くらいの完組ホイールになら坂で勝てるのではなかろうか。
しかしこれだけリムハイトが小さいホイールなので、さすがに平地の巡航能力は落ちます。35km/hを超えると維持するのが若干キツイです。
ここらへんはJETFLYのオールラウンドなバランスの良さがよくわかりますね。
一時は失敗作かと半ば諦めムードになりはしたものの、もう一度のむラボさんの記事を読み直して手を加えたことでこの結果に結びついて、本当に諦めなくてよかったと今感じています。
諦めたらそこで試合終了ですよ。
安西先生の名言が身にしみました😭
ではでは(^-^)/
役に立った!面白かった!と感じていただけた方はポチッと押していただけると次の記事を書くモチベーションに繋がります!
↓↓↓よろしくお願いします!↓↓↓