とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

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フロントを魔改造鉄下駄 リアを試作2号で試験運用 結果

未曾有の被害をもたらした東日本大震災発生から10年。震災により犠牲になられた全ての方々に対し追悼の意を表すると共に、被災地域のご復興ならびに皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

3月11日、あれは忘れもしない30歳の頃、テレビで大災害映画のような惨劇が映し出され、まるで現実に起こっていることとは思えないような気持ちでその映像を九州から見ていた僕でありましたが、爆発する原発や被災した方の涙を見るたびにこれは現実で起きているということを実感させ、大地震は本当に脅威であり恐怖ということを思い知らされた次第であります。

僕自身も大分県に住んでいるため、2016年の熊本地震による震度5強の地震を数度体験していて、夜中にスマホ緊急地震速報アラームとありえない揺れをする地震から叩き起こされ、スタンドに乗せていたロードやクロスバイクが転倒し、その日は恐怖のあまり眠れぬ夜を過ごした経験もあり、緊急地震速報アラームの音がトラウマになるなど、東日本大震災を被災された方に比べれば微々たるものですが、地震の恐ろしさの片鱗は味わいました。

自然災害はどうにもならないとは思いますが、科学の力でどうにかならないのかと心底思います。

 

 

さて、前回フロントの剛性をその場しのぎで上げてみましたが、

shoya-kenkouotaku2.hatenablog.com

予定通り2021/03/10に試験運用してみました。

フロントを魔改造鉄下駄「レッドブル」に換えて

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フロントを試作1号から魔改造鉄下駄「レッドブル」に換え、早速水曜日に待ち合わせの場所へ。

重量が587g→854gと、267gの重量増となり、重量的にはかなり不利となっていますが、

試しにダンシングをしてみると、ドーン!と進みます。

前荷重でも後ろ荷重でもドーン!と行くのです。

そしてかなりの重量増になっているにもかかわらず、漕ぎ出しが軽く感じます。

スポークの数がバテッド20本→プレーン28本になり、リムが重量化していて質量が上がっていることにより、試作1号フロントに比べるとフロントホイールの変形が抑えられてて転がる時のロスが少なく済み、結果重さのハンデを帳消しにしているといった感じです。

前後魔改造鉄下駄のときはさすがに漕ぎ出しが軽いとは思わなかったので、これはおそらく、リアが試作2号でリムが軽いため、魔改造鉄下駄に比べると駆動輪の負荷が若干減っているとも考えられます。

Y氏に後ろから確認してもらう

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富士見通りからひたすらに登り、ファミマ別府インター前店で補給。

そしていよいよ由布岳登山口までのヒルクライムセグメント「湯布院TT」が始まります。

 

Y氏に後ろから確認してもらうと、

「ダンシング時の背中の離れ方が前後試作1号とは全然違う(;´Д`)」

との言葉を頂き、中間地点でふと後方を見るとY氏の姿が消えていたので、これはもう間違いない。

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やはりフロントの剛性も必要です。

駆動輪の剛性も必要ですが、同じくらいにフロントの剛性も必要。検索でたまたま閲覧した剛脚ヒルクライマーのブログで書かれていた理論は正しかった。

ダンシングでドーンと進みますが、前後魔改造鉄下駄のときと比べるとリアのリムが軽いためか脚のダメージが若干少なく、タレにくいです。

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狭霧台の景色を見ながら思います。

フロントが魔改造鉄下駄でこれなら、これから組む試作2号に変わると一体どうなるのだろうか?

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なんかワクワクしてきました。

オラwktkすっぞ!悟空の気持ちがわかるような気がします。

湯布院TT タイム 2018年の記録

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こちらは3年前の全盛期の頃に出した記録です。

この当時はF95に普通のリムテープを巻いた前後JETFLYだったような気がします。

湯布院TT 今回のタイム

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全盛期の頃の記録を1分24秒塗り替えています。

JETFLY前後で約1461gから1834gと373g増えていて重量的にはかなり不利なように見えましたが、実際には有利だったと。

ホイールは軽くても剛性が無いと速くならない。これはもう間違いないでしょう。

完璧なホイールは手組みでは作れない

全てが専用設計で作られた20万~30万クラスの完組なら軽さと剛性両方を備えていて、さらに空力まで考えられているので、全てが欲しいなら完組です。

手組みの材料費3万で剛性を出したいのなら、試算ですが、どうやっても1600~1700g台になってしまいます。そして空力は間違いなく完組に劣る。

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逆に考えてみると、3万円台の完組では1600~1700g台で剛性がガチガチだと有名になったホイールは見たことがありません。

3万円以下になりますが、剛性がガチガチの素質を持っている完組はスポーク数の多い鉄下駄です。そして鉄下駄は皆さん知っての通り1900~2000gと重いです。さらにそういった鉄下駄は万人に合わせるためにだいたいスポークテンションを低くしていて、魔改造しなければ進むホイールになりません。魔改造するにも知識と工具が必要なので、結局3万円以上かかってしまいます。どうせなら手組みの方がいいんじゃないかという話に。

 

見た目を気にせず剛性の高い練習用ホイールが低価格で欲しい方なら、手組みは鉄下駄より軽く(ここは重要)最高のホイールだと思います。(工具に投資する必要はありますが)

決戦用として作るのなら、、、材料費3万円では無理だと思います。おそらく10~15万の出費は必要となるでしょうね。そして同クラスの完組に重量や剛性、空力で同レベルになる保証もないと。それなら決戦用は完組買った方がいいですね。

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余談 Wiggleで注文したハブの状況

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追跡番号を検索してみたら動きがありました。

現在、日本に物自体は到着して、大阪で通関検査のために輸送されているようです。

これはひょっとするともうすぐ来るんじゃないか?と、期待しましたが、ググってみるとここからが結構長いという(´・ω・`)

これほどまでに何かが来るのが待ち遠しいと思ったことは、クリスマスが来るまで10年くらい待っているような感覚がした小学校低学年の頃以来です。

あ~、早くフロントを組みたい!

 

ではでは(^-^)/

 

 

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