手組ホイール 試作2号 実走編(フロント)
試作2号ホイールのフロントが前回組み上がったことにより、ようやく試作2号はペアになったわけですが、
shoya-kenkouotaku2.hatenablog.com
リアだけでも十分に効果があったこの試作2号が前後ペアとなったら、一体どんな威力を発揮するのか、早速日曜日に(2021/03/14)乗ってきました。
- リアのウルトラスポーツ3 寿命
- 早速試作2号ペアで実走
- あまりの楽しさに近場で済ますつもりが
- 前後32H 平坦の性能
- ガンジー牧場クライム 今回のタイム
- ガンジー牧場クライム 2020年12月29日のタイム
- 試作2号 前後ペア 総評
リアのウルトラスポーツ3 寿命
出発する1時間前に、リアのウルトラスポーツ3がいよいよもってスローパンクしそうな状態だったことに気付いて慌てて交換。
切断してみると、センターのトレッドはもう少しもちそうな気もしましたが、ロングライド中にスローパンクしてくれると結構困るので早めに交換です。
耐久性は2020年の12月に交換したので期間的に約3ヶ月、距離的に約2200km。
坂オンリーだと消耗が激しいのはわかっていましたが、これほどまでとは(´・ω・`)
平地オンリーなどほとんど坂を登らない方ならばこの倍は耐えてくれると思います。
コスパは最高に良いのでリア使用ならこのタイヤはおすすめです。
コンチネンタル Ultra Sport 3 Black-Black 700×25C FB (0150457) バイシクル タイヤ : ブラック CONTINENTAL [並行輸入品]
ウルトラスポーツ3 重量
スペアのウルトラスポーツ3 23Cは252gでした。
早速試作2号ペアで実走
まず、漕ぎ出しが異様に軽い!
ペアで1700gなのに、約1380gの試作1号とほぼ変わらないくらいの漕ぎ出しです。
そして魔改造鉄下駄のときはダンシングでドーン!という感じでしたが、試作2号ペアはズドーン!といった感じで前にグイッと加速します。
休むダンシングでほとんど力を入れなくても速度が落ちないし、むしろ加速するので坂が非常に登りやすくなり、楽に感じます。
さらに脚に来ません。これはリムが軽いことによる恩恵がかなり大きいことが推測されます。
あと、ハンドルから伝わってくる振動がマイルドです。
こんな鬼剛性があるのに、乗り心地は魔改造鉄下駄のフロントよりも圧倒的に上です。
完組で重量の数字が低いことが正義な人(そんなふうに考えていた時期が、俺にもありました)からすると、ペアで1700gとかウンザリする重さですが、まるでそれを感じさせません。むしろ本当に1700gなのかこれ?(゚ω。)と感じました。
あまりの楽しさに近場で済ますつもりが
気付いたら久住山瀬の本にやってきていました。
こんなにロードに乗っていて楽しいと思ったことは、2015年にF95を納車したとき以来です。
前後32H 平坦の性能
スポーク数が前後で64本と異様に増えたことにより、空気抵抗が上がって平坦の巡航がさぞかし辛くなるんだろうなと身構えてましたが、意外や意外、35km/hほど出してみましたが、簡単に加速して巡航できます。むしろ前20H後24Hの試作1号より平坦が楽なんじゃないか?と思えるくらいでした。あちらの方が頑張らないと速度を維持できません。
無駄に力を入れなくても加速するので、ストレスなく楽しいくらいでした。
このウキウキな気分を察したのか、瀬の本に居た猫を撫でたら膝に乗られて動けなくなりました(ΦωΦ)
ここは標高1000mくらいあって気温が低いので、動けないと体が冷えてしまいます(^ω^;)
もちろん、帰りはウインドブレーカーを着てガタガタ震えながらダウンヒルしました。
ダウンヒル時、フロントに魔改造鉄下駄を付けてるときよりもブレーキが効く!
ガツーン!と減速します。減速しすぎて逆に怖いくらいでした(;´Д`)
さらにコーナリングが安定していて、いつもならアウトに膨らむところがインに切れ込みます。これはおそらくフロントの剛性が高いためにタイヤのグリップ性能が以前より発揮できていることが推測されます。
ガンジー牧場クライム 今回のタイム
タイムは更新して17分9秒でした。
最初は、あー更新したなーくらいしか思いませんでしたが、
ガンジー牧場クライム 2020年12月29日のタイム
2020年12月29日、約3ヶ月前のタイムと比べると、その差2分51秒!
しかもこのとき履いていたホイールは、今は亡きJETFLYです。
JETFLYは改造リムテープ済みなので、ペアで1438g
ハンデが262gあるにもかかわらず、2分以上短縮していると:(;゙゚'ω゚'):
3ヶ月経過しているので、練習によって脚力が上がったと考慮しそれを差っ引いても、おそらくホイールで1分は縮んでいるんじゃないかと思います。
今回の実走で通ったセグメントはほぼ更新。
1700gという傍目から見て重量級ホイールなのに、そうとは思えない結果です。
やっぱり剛性ってかなり重要なんですね。
試作2号 前後ペア 総評
①左右6本組のおかげか魔改造鉄下駄よりも乗り心地が良い
②加速が無駄なくストレスフリーでグイッと伸びる
③休むダンシング時の速度が落ちず、むしろ伸びる
④無駄に力を入れなくても進むので、逆に疲れにくく感じた
⑤剛性が高いので後半脚が終わるかと思ったが、魔改造鉄下駄よりも脚が残っている
⑥平坦巡航は試作1号よりも上で、魔改造鉄下駄とだいたい同レベルの性能
⑦ダウンヒルのブレーキがメチャクチャに効く
⑧コーナリングが安定した
あれ、良いことしか書いてない気がする(゚ω。)
良いことしか書かないのはさすがにステマっぽいので、デメリットを挙げるとすると、
①ペア1700gだけあって、ロードを抱えると試作1号ペアを装着したときより少し重い。
②見た目がモロに鉄下駄。見方によってはママチャリのホイールに見える(^ω^;)
③完組の見た目にこだわる人から見ると、地味で最高に格好悪い
④手組なんて貧乏臭い。おとなしく完組買えばいいのに(笑)と思われる
①は走りにほぼ問題を感じないのでOK
②は頭の中で「鉄下駄とは違うのだよ!鉄下駄とは!」とランバ・ラル大尉のように思ってニンマリすれば問題なし。
③見た目格好良くても遅かったら全てが台無しで言い訳が効かない。手組ならそんなリスクが無い。遅くても言い訳が効きます。逆に手組で速かったら最高に格好いい(偏見)
④ぶっちゃけると工具と材料費で8万クラスの完組買えるほどお金がかかっています。なのでかかった費用で考えると本当に貧乏だったら無理です。
本当にどうしようもないデメリットは、組むのに時間かかって頭が痛くなる。これです。
だが、組み上がった時のことを考えると。。。。
これが手組沼ってやつでしょうね。
このホイールは大切に扱って、長い付き合いにしたいです🚲
ではでは(^-^)/
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