試作2号ホイール「魔ウルフ」のリアが破損
試作2号ホイールのペアがようやく出来上がって、
あちこち走り回り、
⇒⇒⇒試作2号ホイール「魔ウルフ」のフロントの剛性を強化して125km走ってみた
津末練の対策がてら、練習コースを走ってみたり、
⇒⇒⇒試作2号ホイールで津末練のコース(グリーンロードTT)を走ってみた
坂も積極的に登っていたりしましたが、
そろそろ津末サイクルさんのショップチームが開催する、通称「津末練」の3回目に参加してもいい頃合いなのではないかと思い、2021/04/07に休みを取り参加してきました。
3回目の津末練に参加
いつもは日曜日に津末練があるのですが、その日曜日が6週間連続でことごとく天候不良という魔の週末だったわけで、その上仕事が日曜日に舞い込むことも多々あり、参加しようにも参加できない状態でありました。
なので、日曜日以外にやっていませんかと訊ねたところ、水曜日と金曜日もやっていますという返答をいただき、今回は一番仕事の少ない水曜日に休みを頂き参加という経緯です。
ただ、この平日にやっている津末練には罠が。
平日の津末練には階級分けがない
階級分けという言い方もおかしいような感じがしますが、津末練には初級と中級、上級の階級があります。
僕は中級者でいつも参加していました。しかし中級者でも先頭集団にはついていけないという参加者の剛脚っぷりに辟易していました。
そして見出しの通り、平日の津末練には階級分けがないのです。
どういうことかというと、初級中級上級そんなの関係ねぇ状態で無差別級で参加しろということです。
さらに、平日の津末練に参加する人のほとんどは上級者らしく、中級者であのザマだったのに、上級者と一緒に走らなければならないという恐ろしいプレッシャーの中、前日はもちろんガクブル:(;゙゚'ω゚'):であまり眠れず。
不安を抱えたまま当日の朝を迎えるのでした。
当日の朝 いよいよ津末練開始
ショップへ行くとK店長から、平日の津末練は無差別級の代わりに、グリーンロードは走らず57号線の犬飼~大野を往復するだけという事実を知り、犬飼~大野の57号線はグリーンロードと比べるとアップダウンがかなり控えめなので、これならなんとかなりそうだと不安が若干薄れました。
が、57号線の入り口である犬飼までの道のりを、平均速度30km/hオーバーという脚が終わるようなペースで向かうという地獄の片鱗が見え隠れ(;´Д`)
後ろに付いているのに前を走っているかのような心拍になっています。
これは脚力に相当な差がある証拠。まだまだ全然ダメですね。
一度犬飼の入り口で休憩し、
いよいよ犬飼の入り口から大野へ向かって本格的に津末練が始まります。
地獄の津末練
犬飼から大野までの標高差は約300m。登り基調のコースで、普段Y氏と走っているときは25km/h前後で走るのですが、
今回の津末練の皆さんは35km/hで走っていきます:(;゙゚'ω゚'):
え、この坂を30km/hで登るの?
え、ここでペース上げるの???
いや、あかん、死ぬ。
付いていくので精一杯で、前になんて出られません。
僕が前に出ないのをわかっているのか、恐ろしいスピードを維持しながら次々とローテーションしていきます。僕は常に最後尾。それでも脚は限界ギリギリです。
仮に前に出たとしても、ローテーションで先頭交代したときに脚が終わってしまい、最後尾の人の背中に付くことができないと思います。
心拍は常に160オーバー。
ぶっちゃけこのペースは死にます(;´Д`)
帰りは下り基調の大野~犬飼。
ここでも上級者の人たちは平均速度40km/hとかで走っていきます。
これはちぎれたら間違いなく追いつけない。一人旅になってしまう。
もうついていくのに必死です。
犬飼の出口に近づくと皆さんヤバイくらいにスパートをかけます。
全力で下ハンダンシング。出口に到着後、僕は完全にオールアウト状態Ω\ζ°)チーン
もう脚が残っていません(;´Д`)
ほとんど前には出ませんでしたが、かろうじてちぎられることなく、最後までコバンザメのようにくっついていくことができました。
しかしグリーンロードならこうは行かないでしょうね。間違いなく最初の激坂でちぎられます。
犬飼の出口での平均速度は34.3km/h:(;゙゚'ω゚'):
ソロだと間違いなく出せない速度です。
そして後ろに付いていただけなのにオールアウト状態で脚パン(´・ω・`)
上級者の皆さんと一緒にグリーンロードを走れるのはまだまだ先になりそうです。
今回の津末練 走行記録
犬飼の出口からは全力を出さないペースで帰還したので本当に助かりました。
それでもY氏と走ったときとは比べ物にならないくらい速いペース。
これが上級者の世界か。。。。
もちろんセグメントは軒並み更新。
いまだかつてない記録を叩き出しています。
これは上級者の世界では平凡な記録のようです(;´Д`)
帰宅後 試作2号リアホイールに異変が
ライド後の整備をしていると、リアホイールが異様に振れていることに気づき、慌てて振れ取り台で修正を試みたところ、なんとか許容範囲内に収まったのですが、次の日の仕事終わりに霊山寺へ登ってきたところ、また振れが(TдT)
2回めの振れ取りでは一部のスポークテンションが異様に高くなり、もう一部は異様に低い。
この現象は見覚えがあります。
そうです、試作1号リアのタイヤを空気圧管理不足により走行中にバーストさせて、タイヤの空気圧がゼロの状態で100mくらい走ってしまい、リムが曲がったときです。
⇒⇒⇒試作ホイール1号の剛性を上げる スポーク変更とソルダリング
リムをよーく観察してみると、
なんとリムの継ぎ目の向こう側が見えてしまっています。
これはつまり、リムが変形したということに。
津末練の最中にも、帰宅中にも、帰宅してからも、どこにもぶつけていませんし、霊山寺へ行ったときもリムを曲げるような打撃を与えた記憶がありません。
したといえば、津末練で犬飼の出口付近のラストスパートで全力下ハンダンシングをかましただけです。
色々調べてみた結果、このTNI AL22は超軽量な上にリムハイトも低く、リム幅も細いため強度不足が否めないらしく、パワーを出せる人がリミッター解除の全力でもがいたりするとリムが耐えきれずに曲がるとの情報も。
手組に詳しいTwitterのフォロワーさんからもこのリムは超軽量なので強度が足りないとのリプを頂きました。
まさか全力スプリントでリムが曲がるとは。こんなことは夢にも思っていなかったのでかなりショック(TдT)
ソロであちこち走ったときにも結構全力スプリントをしたのですが曲がらなかったので、おそらくソロでは脚にリミッターがかかっていた。
今回の津末練では集団で走るので、どうしても闘争本能が出てしまい、負けたくないという思いがリミッターを解除してしまって、リムの強度の限界を超えた可能性が考えられます。
これはリムの強度に関する僕のリサーチ不足でしたΩ\ζ°)チーン
もっと頑丈なリムじゃないとダメだ(´・ω・`)
またリム探しの旅になりそうだと思っていたら、手組に詳しいTwitterのフォロワーさんが、ハトメ(アイレット)の付いたリムなら強度と剛性が出るとの助言を頂き、ここは多少重くなっても曲がるよりはマシだということで、助言に従い物色をし、注文をしました。現在はリムの到着待ちです。
交換するリムは全力で下ハンスプリントをしても曲がらないリムであってほしい。。。
職場の同僚に全力で下ハンダンシングしたらリムが曲がって、リアに付けるホイールが無いと泣き言を漏らしたところ、
「ぎゃはは!ゴリラやな!」
とのお言葉を頂きました。
ではでは(TдT)
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