とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

MENU

シマノ SPD-SL ビンディングシューズ RC9(SH-RC902)インプレ

犬事件で落車したことにより、RC7のソールのサイドが削れてしまったため、ビンディングシューズを新調いたしました。

同じものを注文しようとしたところ、ワイドサイズの26.2cm(41.5E)が在庫切れとなっていたため、この際ワンランク上のものを買おうということとなり注文。商品が手元に到着し使用したのでインプレです。

 

 

シマノ RC9(SH-RC902)を購入

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111017j:plain

外箱からしてすでにRC7とは別物の雰囲気がプンプンしています。

 

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111028j:plain

箱から取り出した瞬間に「軽っ!」と声に出してしまいました。

 

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111033j:plain

裏側はこんな感じ。

クリートナットに付いている赤いビットはクリートポジション変更時、クリートナットの位置を変えるときに入れ替えて使うようです。

 

RC7と比べるとRC9はスタックハイトが3.2mm小さいらしいので、RC7のサドルポジションだと3.2mm高いセッティングになります。

ということで、サドルは約3mm低くしました。

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111012j:plain

そしてRC7に比べるとスリム!

予めRC9のサイズ感を調べてみて、RC7と同じくワンサイズ上のものがしっくり来るという情報は得ていたので、RC7と同じワイドサイズの26.2cm(41.5E)を選択したのですが、見た目からして予想以上に小さいような印象を受けます。

僕の足は甲高幅広という典型的な日本人足なので、この見た目が欧米人並にスリムなシューズに足が入るのか若干不安になりました(;´Д`)

RC9(SH-RC902)を試着

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625115202j:plain

早速試着。

入るかどうか不安だったのですが杞憂に終わりました。

 

驚いたのが、ダイヤルをあまり締めなくてもRC7で締め付けたときと同じフィット感。ダイヤルを締め付けるとRC7以上のフィット感で、圧迫感が強くて逆に痛く感じる。

このRC9(SH-RC902)はソール剛性12という最強剛性。

現在お蔵入りのRP3の2倍。RC7の1.2倍です。

ちょっとだけ歩いてみると、まるでコンクリートの上に分厚い鉄板を載せたようにヤバイほど硬いのだろうと思いきや、RC7と同じような感覚。

これは不思議です。

 

ただ若干履きにくいし、脱ぎにくいです。

このシューズはレース用に作られているので、脱ぎ履きまでは考えられていないのでしょう。自分的には問題ないですね。

RC9(SH-RC902) 重量測定

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111023j:plain

左 235g

 

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111007j:plain

右 238g

 

ペアで473g

クリートは取り付けていません

 

シマノ最高峰シューズだけあって、かなり軽い。

 

RC9(SH-RC902)付属品

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111039j:plain

保管や持ち運びのときに使う専用のシューズ袋が付属していました。

RC7を買ったときにはもちろんこのようなものは付属していませんでした。

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111001j:plain

そしてインソールのアーチ部の高さを調整したいときに使うカスタムパーツも付属。

インソールの裏側の土踏まず部分がマジックテープ式になっているので、剥がして簡単に交換できます。

いやいや、これはすごい。

早速試走

5日ほど梅雨の中休みで貴重な晴れが続いたので、これは乗らなければ後悔すると思い、時間を見つけては5日連続で乗っていたため、エンジンの状態は疲労困憊でかなりヘロヘロです(´・ω・`)

しかしNEWシューズとくれば、悟空ばりにオラwktkすっぞ!となるので、ヘロヘロのエンジンに鞭打つしかないでしょう\(・∀・)/ワチョーイ

傍目から見たらアホ以外の何物でもないですが

 

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111055j:plain

試走といえば霊山寺

何故ここを選ぶのかというと、自宅から麓まで10分で行けるからです。

登ってヘロヘロの疲労困憊となっても10分で自宅に帰還できます。

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111100j:plain

そしてこの景色。

自宅から10分で麓に着いて、登ること16~17分でこれが拝めるので、時間的コスパはかなり高いと感じます。

 

肝心のインプレですが、

RC9はRC7よりもソール剛性とフィット感が増した影響か、引き足踏み足共にグイングインと進みます。現時点の最強剛性を誇る試作3号ホイールと、デュラクランク+デュラペダルとの相性はまさしく抜群だと思います。

激坂は剛性がものを言うので、シューズの効果がよりはっきりと感じられました。

しかし調子に乗ってダンシングでガシガシ踏んだりするとソール剛性12だけあって、RC7よりも脚に来ます(;´Д`) どういう風に来るのかというと、大腿四頭筋にピキーンと来るといった感じです。ピキーンと来ると、うぎゃー!となって失速します。

RC7よりペダリングを意識して、無駄な力を使わないように気をつけなければ簡単に脚が終わると感じました。ダンシング、シッティング共に慎重なペダリングが求められます。

逆に考えると、無駄な力が要らないということにもなりますね。

 

ブランク明けのエンジンヘロヘロの疲労困憊状態なので、霊山寺TTは16分台と平凡な結果に終わりましたが、

RC9(SH-RC902)を履いたら平坦セグメントで快挙が

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210625111050j:plain

 

その帰り道にある短距離の平坦セグメントでありますが、

なんとKOMに!

まさか獲れるとは思っていなかったので、これは本当に驚きました。

 

このシューズ、スプリント力は間違いなくアップしますね。

アウタートップで全力回しをしましたが、加速がRC7とは別次元でした。

※脚はこのあと完全に終わりました(´・ω・`)

ただこの日は微妙な追い風だったのと、抜群の信号運だったため、運が絡んでいることもあり、100%全てがこのシューズのおかげというわけではありません。

しかしどんなに追い風で信号運が良かろうと、RC7ではこんな記録は出なかったので、やっぱりRC9はシマノ最高峰のシューズだけあるなと感じました。

シマノ RC9(SH-RC902)総評

  • とても軽い
  • フィット感はシマノ最高峰だけあって過去最高レベル
  • 剛性の高いクランク、ペダル、ホイールとの相性も良い
  • スプリント力が上がる
  • 激坂に強くなる

と、メリットばかり書きましたが、デメリットももちろんあります。

  • 価格が高い
  • ペダリングが乱れると途端に脚に来る
  • ダイヤルを締めすぎると痛い
  • たぶんポタリングには向いていない
  • フィット感が高いがために長い距離の歩行にもおそらく向いていない

 


RC9 (SH-RC902)ブルー ワイド 41.5(26.2cm)ロード SPD-SL

 

これらのメリット・デメリットを見比べてみると、やはりレース用に開発されているな~と感じました。

慣れてくればこれでロングライドも全然ありだとは思います。

もっとペダリングを鍛えなければ。。。(;´Д`)

 

ではでは(^-^)/ 

 

 

役に立った!面白かった!と感じていただけた方はポチッと押していただけると次の記事を書くモチベーションに繋がります!

↓↓↓よろしくお願いします!↓↓↓

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ