とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

MENU

ひょんなことから過去最長ライドをした結果、ポジションが合っていないことに気付く

ご無沙汰しております🙇

話せば長くなりますが、チャレンジライドをした結果様々なことに気づき、なおかつ自分の最長ライドを更新したことにより俗に言う燃え尽き症候群にかかってしまい、長期に渡ってブログを放置してしまったことをお詫び申し上げます🙇

 

さて、まずは10月にひょんなことからチャレンジライドをしました。

 

 

英彦山へ登ってみたい

10月のある日突然、私の頭の中へ、大分県中津市にある標高1000mほどある英彦山に登ってみたいという思いが湧き上がってきました。

これがすべての始まりでした。

大分県にある近所の山はだいたい登り尽くしていたため、自走日帰りできて、まだ登っていない山が英彦山だったのが理由だったかと思います。

中津へ向けて出発

f:id:shoya-kenkouotaku2:20211110120043j:plain

当日、早朝3時25分に家を出ます。

この日は朝が肌寒くて(15℃)昼が暑い(30℃)という、寒暖差が大きい日でした。

服装はかなり迷いましたが、昼間が暑くなるということで半袖にアームカバーと、半レーパンにレッグカバーにしました。

10月の半ばに差し掛かってもなお30℃前後の残暑が続いていた時期だったので、ウインドブレーカーを持っていくことが頭になく、これが後々失敗したと気付くわけです。

f:id:shoya-kenkouotaku2:20211110120047j:plain

日出豊岡のセブンイレブンで休憩しますが、とにかく寒い!

気温15℃で真っ暗の中半袖半レーパンアームレッグカバーという軽装備で挑んだことを心底後悔しました。

せめてウインドブレーカーを持ってくればよかった(;ω;)

 

安心院から宇佐へダウンヒルをしていたときも、標高が若干高いためか気温がさらに下がってますます寒い!

なぜウインドブレーカーを持ってry

 

f:id:shoya-kenkouotaku2:20211110120128j:plain

宇佐のローソンで休憩中もガタガタと震えます。

季節の変わり目の装備は本当に頭を悩ませます。

暑さ寒さに万能に対応できるドラえもんの道具のようなウェアがあればどんなに良いことか。

f:id:shoya-kenkouotaku2:20211110120051j:plain

朝の6時を過ぎてもまだ気温は15℃。

これが昼になると30℃超えるというのだから信じられません。

 

いよいよ英彦山の麓へ

ようやく気温が少し上がってきて、体も若干温まってきたところで英彦山の麓へ到着しました。

そして登っていきますが、

f:id:shoya-kenkouotaku2:20211110120055j:plain

痛恨の全面通行止め😱😱

ここまで来て登れないとは、本当に悔しい!

悔しすぎて胃に穴があきそうです。

 

このままではただ中津に行って帰ってくるだけの平凡なライドで終わってしまう。

平凡が良いんだよ、何も起きない人生で良いんだよ。というポリシーを持つY氏ならここでそのまま帰るだけでしょうが、私はそうは行きません。

平凡な人生なんてつまらん! 男なら、おっさんなら、いろんなことにチャレンジしてみるべし! それがたとえ後悔することになろうとも、やって後悔するのなら上等。やらずに後悔するよりも何億倍もマシです。

 

かつてない遠回りライドをすることに

このまま来た道を往復すると200km弱。

200km弱だと自分の過去最長ライドよりも距離が短くなります。

ならば、ここで自分の過去最長を更新してやろう!

ということで、豊後高田から国東半島を回って帰ることにしました。

大丈夫、心拍を上げないように無理しないように帰れば達成できる! と、自分に言い聞かせました。

f:id:shoya-kenkouotaku2:20211110120100j:plain

 

やらなきゃよかった。。。😇

 

午後2時になると気温は予報通りの30℃。朝の晩秋のような肌寒さから夏の気温に変わり、暑くて体の負担が増えます。

クリートの位置 ステム長が合っていない

250kmを超えたあたりで脚がだんだん動かなくなってきて、さらには左の膝に違和感が出始めました。

左の膝は5年前に痛めた曰く付きの爆弾を抱えた膝です。

それがついに目を覚ましてしまいました。

このままでは左の膝が激痛で動かなくなってきて帰れなくなります。

なので、急遽安全な場所で自分のフォームと、ペダリング時の左の膝を眺めます。

その結果、3つほど気づいたことがありました。

 

  • ハンドルが近すぎて上半身は楽だけど、ペダリング時に脚の筋力頼りになっている(ペダルに体重が乗りにくい)
  • 左の膝が若干内側に入って、トップチューブに擦れかけている
  • 左の膝ほどではないが、よく見ると右の膝も若干内側に入っている

 

ハンドルが近すぎるのはもうどうにもならないので、これは帰宅後にどうにかするしかありませんが、左右の膝が内側に入っているのが気になります。

ということで、つま先が若干外側を向くようにクリートの位置を変更します。

しばらく走ってみると、右に違和感はなくなりましたが、まだ左に違和感があります。

どうやら右と左で膝が内側に入る具合が違うようです。

左だけつま先の外側具合を若干緩めたところ、左の違和感は消えました。

つま先を外側に向けないと膝が内側に入って違和感が出るということは、ガニ股。つまりO脚ということ。

O脚矯正ストレッチを必死にしていましたが、まだまだ全然O脚は治っていないようです( ´△`) 

 

さて、とりあえず膝の違和感が消えたのでこれで安心して帰れる!

 

そんなふうに考えていた時期が、俺にもありました。

 

杵築市に入ったあたりで、どんなにエネルギー補給をしても、モンスターエナジーを飲んでも、ウィダーインゼリープロテインを飲んでも、

ハンガーノックになっていないのに、脚が回りません。

ガソリンは入っているんだけど、バッテリーが切れてエンジンがかからない。自動車に例えるとこんな状態になりました。

どんなに頑張っても20km/hが限界。そして心拍はどんなに頑張っても95くらいから全く上がりません。心拍95といえば信号待ちで5分くらい待っているときと同じ数値です。つまり立っている状態の心拍が、ペダルを回しているときと同じ。これはまさに異常事態です。自分が急に超スポーツ心臓に発達したと思いたいですが、そんな漫画のような都合の良い展開は現実に存在しません。

疲労困憊になると心拍がほとんど上がらなくなる。これは人間の防衛本能で、これ以上疲労を溜めるなと脳みそが申しているときにこの状態となるようです。つまり、極限状態。

ひょんなことからやってみたロングライドが、まさかの極限状態のサバイバル。

 

輪行バッグなんてもちろん持っていません。そしてここから家まで最低でも30kmはあります。

家に帰れるか、本当に不安になりました。

奇跡的にパンクしなかったのが救いです。

車道をゆっくり走るわけにはいかないので、歩道をママチャリと同じ速度でひたすらにゆっくり走ります。

もうアウターで走れる力がなく、インナーの3速あたりでノロノロと。

 

亀川に入ってようやくバッテリーが若干充電されたようで脚が動くようになり、別大で30km/hを出せるほどまで回復してきました。

そして無事にゴールして帰宅。

最長ライドを更新

f:id:shoya-kenkouotaku2:20211110120133j:plain

キャノンボールや600kmブルベをする鉄人から見れば「この程度か」と鼻で笑われるような距離ですが、これが今の私の限界です。この程度です。

ポジションをもっと完璧に合わせればもう少し距離が伸びそうな気はしますが、まだトライアンドエラーの回数が圧倒的に足りない。

今回のライドでもちろん収穫もありました。これだけ長い時間ペダルを回すと自分の癖がよくわかり、それに合わせたセッティングに変更することにより、爆弾を抱えている膝の違和感が薄れて激痛にならずに帰宅でき、今のハンドルの距離ではペダルに体重が乗りにくいことにも気づきました。

 

プロ選手が仰っていた自転車に乗る時間が長ければ長いほど自転車が速くなる、という言葉の意味が少しわかったような気がします。

乗れば乗るほど自分の癖に気付き、見直し、トライアンドエラーの回数が増えることによりどんどん煮詰まっていく。これが速くなるということにつながっていくのではないかと思いました。もちろんトレーニングの内容も含めて高次元ですべてを行っているからこそプロ選手は速いのですけども。

 

そして余談ですが、早朝の肌寒さをウインドブレーカー無しで耐えたためか、この2日後発熱し4日くらい体調不良でした。

寒暖差の体の負担と疲労困憊による発熱だそうで、幸いにも新型コロナではなかったので一安心でしたが、その後トレーニングでも不調が続き、調子が戻るまでに約20日ほどかかりました。やはり300km走ったことによってオーバートレーニング症候群+燃え尽き症候群とダブルパンチだったようです。ハードトレーニングに耐えられる体ではないということなので、まだ基礎の積み上げが足りていないということでしょうね。

 

スパークルおおいた 今シーズン最終戦レース優勝

私が密かに応援しているスパークルおおいたが、JCLで勝利!

SAWADY(馴れ馴れしく勝手に愛称で呼んで申し訳ないです🙇)がスプリントで駆け抜けてゴール!

f:id:shoya-kenkouotaku2:20210512135152j:plain

半年前にSAWADYと写真を撮っていてよかった😂

この頃にSAWADYの最大パワーが1800Wとか聞いていたので(本人談)、化け物のようなスプリントだったんだろうなぁ。

チームの団結力と最高のアシストがあってこその勝利と本人も仰っていたので、このチームはやるときはやるし、強いと思います。地元大分のチームが勝利するというのが何よりも嬉しい。

おめでとうございます!

来年も密かに応援しますよ~!👍

 

 

ではでは(^-^)/

 

 

↓↓↓SCULTURAのポジションを早速変更しました。

⇒⇒⇒SCULTURA LIMITEDのポジションを変更 ステム長90mm→110mmへ

 

 

役に立った!面白かった!と感じていただけた方はポチッと押していただけると次の記事を書くモチベーションに繋がります!

↓↓↓よろしくお願いします!↓↓↓

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ