とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

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手組みホイール 試作3号 フリー側をDTSWISS製に交換したらどう変わるのか?

前回に試作3号のスポークを総取り替えし、さらに組み替えたのですが予想以上の効果を実感でき、そして星スポークとDTSWISS製スポークの硬さの違いにも気付き(思い出し)ました。

⇒⇒⇒手組みホイール 試作3号スポーク変更 リアをヨンパチ組→ロクハチ組へ

 

ということで、DTSWISSチャンピオン2.0mmを入手できたので早速交換しました。

 

DTSWISS チャンピオン2.0mm 290mmを入手

品切れで目当ての長さがAmazonにも楽天にもガイツーにもどこにも売ってないDTSWISS チャンピオン2.0mm 290mmでしたが、Yahoo!ショッピングにエムズサイクルさんというショップがあり、そこでチャンピオン限定で切り売りをしていたことにより運良く290mmを20本ほど入手できました。

store.shopping.yahoo.co.jp

本当に助かりました🙇ありがとうございます🙇

と、ここで宣伝するとまた品薄フラグが。。。。

フリー側を星スポーク2.0mm 290mm→DTSWISSチャンピオン2.0mm 290mmへ交換 

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早速交換しました。

 

フリー側をDTSWISSチャンピオン2.0mmに変更後 重量

これで反フリー側フリー側共にDTSWISS製スポークに変わったのですが、

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重量は6gの軽量化が帳消しとなり、逆に2gの重量化となってしまいました(´・ω・`)

星スポークとDTSWISS製スポークを比較 組んだ感想

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スポークの刻印も星からDTSWISSに変わりました。

と、ここまで作業して簡単そうに書いておりますが、実は3時間弱かかっています。

まず、フリー側だけを交換しようとすると、8本組というクロス数の多い反フリー側が邪魔をしてハブにスポークが通せません。反フリー側だけ交換する場合はフリー側の組数が少ないためかろうじて可能だったのですが、逆は無理ということに気付き、結局全バラすることに(;´Д`)

全バラ全組みし、振れ取りも合わせて3時間弱。改造リムテープ取り付けも合わせると4時間(´・ω・`)

↓改造リムテープの作り方はこちら↓

⇒⇒⇒JETFLYのさらなる軽量化 リムテープ改造

 

とりあえず組んでいて気づいたのが、DTSWISSチャンピオン2.0mmはとにかく硬いです。コンペティションよりも太いし質量があるので当然といえば当然なのですが、星スポークとは雲泥の差というくらい硬かったです。

テンションを上げているときも星スポークならテンションメーターのこのくらいの数値のときはもっとダルダルだったのに、このテンションでこれだけ硬いの!?と内心驚いていました。

このDTSWISS製スポークを使用して試作1号を、記念すべき手組み1号を組んだんですが、本当にあの頃はスポークの材質までは目が行かなかったんでしょうね。。。

 

早速試走で野津原へ

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前後共にスポークはDTSWISS製になり、組み方はロクハチ組ダブルクロス

早速試走ということで、2021/11/17に時間が取れたためちょうど休みだったY氏と野津原方面へ走ってきました。

待ち合わせ場所に早く到着しすぎたので、軽く感触を確かめるために近所をウロウロしてみると、ダンシングで右側に車体を傾けても星スポークよりたわまない。むしろかなりガチガチでグイーンと進む。まるで結線ソルダリングを施しているような錯覚がしました。しかし結線ソルダリングをしたときは思い切りダンシングするとすぐに脚にピキーンと来ていたのですが、こちらは今の所来ていません。

2gの重量化でガチガチなのに脚に来ない。そして進むという狙い通りの出来栄えに自画自賛をして感動をしているとY氏がやってきました。

出発して私が前を牽きます。軽い坂に差し掛かるとY氏が、

Y氏「脚が終わる、死ぬ/(^o^)\」

 

私「マジっすか!Σ(゚ω゚ノ)ノ」

 

Y氏「何そのダンシングの異常な進み方、反則ですわ\(^o^)/」

 

こんな感想はヨンパチ組ダブルクロスのときには聞けませんでした。いや、意地っ張りなY氏のことだから黙っていた可能性もありますが、高校時代の頃から、よっぽどのことが無い限りこんなことは口にしません。

組み方を変えて全てDTSWISS製スポークにしたことが、Y氏にとってはよっぽどのこととなってしまったようです。

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道の駅のつはるに到着した頃には、

 

Y氏「もう登れる気がせん\(^o^)/」

 

と、Y氏はすでに戦意喪失状態。

 

Y氏「こんなホイール作るとか反則やん/(^o^)\」

 

Y氏「くそー、こうなったらもっと良い完組買うしかない、超えちゃん!(大分弁:超えてやる!)\(^o^)/」

 

Y氏のホイールの購買意欲を上げてしまったようです(´・ω・`)

これは近いうちに新たなホイールを装備してくるに違いない。

いや、ひょっとすると機材を一新して全ての装備をパワーアップさせてくるかも((((;゚Д゚))))

 

ということで、野津原側から四辻峠を登ります。

ここは平成森林公園へ行く道ですが、のつはる少年自然の家Climbというヒルクライムのセグメントがあり、ここには2021/06/29にもチャレンジしています。

その頃の装備は、全て星スポーク2.0mmのヨンパチ組ダブルクロスの試作3号でした。

 

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タイムは27分30秒と、犬事件のブランク明けからまだ間もない頃だったため全然速くありません。

 

今回は全てDTSWISS製スポークのロクハチ組ダブルクロス。試作3号カスタム。

早速登っていきますが、Y氏は早々に離脱していきました(´・ω・`)

 

一人旅で感触を確かめます。

勾配10%のところで13km/h出るし、ダンシングすれば15km/hでも行ける:(;゙゚'ω゚'):

13%のところで12km/h出せる!

進む進む!面白いくらいに進む!

とんでもない効果です。

しかも脚に来にくく終わりにくい。これはダンシングで進むからシッティングに切り替えたときに一瞬休めることが影響していると思いました。

星スポークのヨンパチ組ダブルクロスではこんな感じにはなりませんでした。あちらはどちらかというとシッティングで進みダンシングで速度が落ちはしませんが上がらないという感じでした。

のつはる少年自然の家Climb 今回のタイム

 

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24分47秒!!

 

27分、26分、25分の壁を一気に3枚突破するという結果に:(;゙゚'ω゚'):

ポジションを変更した効果ももちろんあるでしょうが、それでもダンシングで進むこの試作3号カスタムがなければ出せなかったタイムと自信を持って言えます。

⇒⇒⇒SCULTURA LIMITEDのポジションを変更 ステム長90mm→110mmへ

ロクハチ組ダブルクロスの効果と、DTSWISS製スポークの効果、ポジション変更の効果、3つ合わせると約3分縮む!

帰りの57号線で気づいたこと

Y氏と帰路の57号線を走っていたときに気付きました。

平坦では高い速度の維持が若干キツく感じます。

これはリムハイトが低いからか?(いや、リムは同じ物だし)

スポークの本数が多いからか?(いや、本数は前と同じ)

 

リアのクロス数が変わったからか?

 

シッティングでの速度の維持が若干キツイ。

シッティングでも重いギアでケイデンス60~70だと進むけど、軽いギアでケイデンス90~100だとなんだか若干ツライ。

試しに下ハン低姿勢で空気抵抗を減らしながらダンシングしてみると35km/hから45km/hまでグイーンと加速。

 

なるほど。

 

ダンシングで進むけど、シッティングはダンシングほど進まない。なんとなく性能がわかってきました。

試作3号カスタム(DTSWISS製スポークでロクハチ組ダブルクロス)総評

試作3号カスタムは、まさしくコンタドールのような乗り方をすると速くなるホイールとなってしまったようです。

さすがにコンタドールのように最初から最後までほぼダンシングなんてことはできませんが、ダンシングを多用する私にとっては相性の良い特性です。

組み方、スポークの材質でも特性が変わる。ホイール特性が変わると乗り方まで変わる。

乗り方はそうそう変えられるものではないので、乗り方に合わせてホイール特性を変えると速くなる。

今回のカスタムでこれがよくわかりました。

 

  • 同じサイズと太さなら星スポークよりもDTSWISS製スポークの方が硬くて重い
  • ロクハチ組ダブルクロスにすると重いギアは使いやすいが、軽いギアが若干ツライ
  • ダンシングで進むが、シッティングはそれなり(ダンシングほど進まない)
  • コンタドールのような乗り方をする人なら相性抜群
  • ヨンパチ組よりもスポーク長が伸びるので少し重くなる

 

 

今度はフロントと、反フリー側をエアロスポークにしたらどうなるだろうか?(゚ω。)←フラグ?

 

ではでは(^-^)/

 

 

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