とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

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試作ホイール1号の剛性を上げる スポーク変更とソルダリング

完成した試作ホイール1号、思い切り踏み込むとバネのように跳ね、まるでマリオのジャンプ台のようだったフニャフニャ剛性っぷりでしたが、まだやり残したことがあったようです。

手組の試作ホイール1号 改造

まず剛性を確保するためのスポーク数が足りない。

しかしスポーク数を多くしようとすると、リムとハブ、さらにスポークの数はもちろんスポーク長まで全てが変わるので、全てを買い直しとなり出費が約4万ほどに。

試作ホイール1号を組んだばかりでまた多額の出費はちょっと困ります。

なんとかできないか。。。

検索をしてみました。

リアのフリー側と反フリー側

まず、リアホイールは11速からフリー側にスポークがより引っ込むような形になったことで、俗に言うオチョコ型となり、左右のスポークテンション差がかなり大きくなったようなのです。

左右のテンション差が大きくなれば、テンションの弱い反フリー側の剛性が落ちてフニャりやすくなると。

しかし現在の11速の構造上、手組では均等にスポークテンションをかけるのは不可能とのこと。

とすると、残る方法は、

①フリー側のスポークを太くて剛性のあるものにする。

②反フリー側を細いスポークする。

こうすることで、左右のテンション差をある程度は是正でき、より剛性を高めることが可能ということでした。

現在はフロントもリアもオールバテッド。

フロントは良いとしても、リアをこんな組み方にして剛性が出るわけがありません😓

フリー側のスポークをプレーンに変更

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反フリー側は2.0-1.8-2.0のバテッドなのでそのままにして、フリー側を2.0のプレーンスポーク、DTSWISSのチャンピオンに変更することにしました。

こうすることで、フリー側のスポークの剛性が増えます。

フリー側の剛性が増えれば、反フリー側のテンションを上げ気味にしないとホイールはセンターに寄ってくれません。

これでテンション差が埋まるというわけです。

のむラボさんの記事を熟読したつもりが、実は熟読していなかったという自分のミスです💦

 

ちなみに、フリー側はスポークがほぼ垂直に張られるので、ここが太くなることで空気抵抗が増大するなどの影響は反フリー側に比べるとかなり少ないようです。

さらに剛性を上げる ホイールをソルダリング

ソルダリングってなんぞや❓

という感じで検索に引っかかった記事を片っ端から読み漁った結果、

ソルダリング=ホイールの交点を針金で縛ってハンダ付けして固定すること

ということを知り、

とある記事では、そんなことしても意味がない。おとなしくスポーク増やせ❗

またとある記事では、競輪選手でもやっていることで、意味がないわけがない。実際にタイムにも影響があったし、効果もある。やるべき。

と、賛否両論(;・∀・)

とりあえず僕が今すぐできるのは金銭的な作業難易度を大>小で表すと、

スポーク数を増やす>ソルダリング

なので、意を決してソルダリングをすることに。

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針金は亜鉛メッキの0.35mmと0.45mmを、0.35mmのステンレスも一応買っておきました(今回は使用しませんでしたが)

そしてハンダごてはスポークにあまり長い時間熱を加えたくないので、高出力の80Wを選択。

ハンダは融点が低くて、あまり太いものは作業がやりにくいかな~と感じて細いものを選びましたが、これは細すぎました💦

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0.35mmの亜鉛メッキ針金を2つ折りにして3回交点に巻き、根本をラジオペンチでねじって締め付け。

フロントはヨンヨンイタリアン組なので交点は左右合わせて10箇所あります。

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ねじって締め付けた部分をハンダ付けして、解けないようにしたあと針金をニッパーで切断。うまくいっていればほどけずに出来上がります。

切断面が尖っているので軽くヤスリがけして、ハンダ付けをした際にスポークに付着したヤニを中性洗剤を付けた歯ブラシでこすって落としておきます。

これを怠るとスポークがヤニによってサビて、折れやすくなるとのこと😱

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リアも同じように交点に3回巻いてねじって固定してハンダ付け。

ヤニも落として尖った部分にヤスリがけをしておきます。

再びリア重量測定

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フリー側のスポークをプレーンに交換してソルダリングして、改造リムテープ込でリア重量は800g

約12gの重量増となりました。

しかしまだ1300g台❗

十分軽い❗

剛性を上げた試作ホイール1号 タイム比較

早速ポタチームでライドしてきました。

まず、ペダルを回して気付いたのが、

シャキッと進む❗

そして硬い❗💦

まるで別物に変わりました。

Twitterでは公表していますが、すでにこの試作ホイールにはウルフという名前が付いています。

見た目は鉄下駄なのに、ヤバイほど軽い。

 

鉄下駄の皮をかぶった軽量ホイール

羊の皮をかぶった狼

ウルフ

 

という由来です。

そのウルフの剛性は今まで犬レベルだったのですが、ようやく狼レベルに😭

あまりにも楽しすぎて回しマクリマクリスティで脚が売り切れマクリマクリスティとなりました😇

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グリーンロードTTはベストから1分12秒遅れ😓

調子に乗って回しまくってタレた影響がモロに出ています。

このセグメントは距離が長いので、タレると100%タイムが遅くなります。

しかしグリーンロードTTの中の、最初から突然現れる激坂に1775Climbというセグメントがあるのです。

1775Climb 津末練2回目のタイム

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12月13日の2回目の津末練で、JETFLYを付けて前後GP5000で挑んだときのタイムは5分41秒でした。

このときはついていくどころかちぎられマクリマクリスティだったのをよく覚えています。

1775Climb 試作ホイール1号 ウルフを装着して挑んだタイム

今回も激坂でやっぱり脚がオワオワタになりましたが、

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なんと、24秒も短縮❗

軽さに剛性が加わるだけでここまで変わるとは😳

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楽しいライド、、、、で終了する予定が。

不幸が重なりリムにダメージ

自宅でもう4年以上現役選手のFP200フロアポンプの調子が悪く、何度空気を入れても口金から空気が漏れ、空気が漏れることを想定して少し多めに入れたところ、リアのチューブが走行中にバースト😱

慌てて停車するも時既に遅しで、リムは不自然な振れ方をしていました。

まだ自走できる範囲の振れ方だったのでチューブ交換をして帰宅することはできましたが、家でリアのウルフの振れ取りを試みたところ、フリー側スポークの1本が限界テンションの28を超えても振れが取れず。逆に反フリー側の数本がダルダルに。

これはどう考えてもおかしいということでバラして、リムのみを床に置いたところ、おそらくチューブがバーストした際に地面にゴッツンコしたであろう部分が浮いていました。

リムは一度曲がると修正しても剛性は元に戻らず、むしろもろくなり破断の確率も上がり、パンクして死んだタイヤを再利用するようなものということなので、泣く泣くリムを交換することに。

組んだばっかりなのにすまんウルフ君😭😭😭

幸いなことにリム以外にダメージはなく、修理費はリム代のみで済みました。

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フロアポンプのヘッドをケチらずに交換しておけばこのようなことにはならなかったので、本当に悔やまれます😓

 

しかし、絶対に復活させてみせる❗

待ってろ、ウルフ君❗🐺

 

ではでは(^-^)/

 

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