とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

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手組ホイール 試作3号フロント 調整からの試走 Vittoria ルビノプロスリック23C 耐久性検証も

お久しぶりです、しばらく記事が更新できなかったことをお詫び申し上げます🙇

あれから色々とありましてネタはかなり揃っていますので、記事を書き溜めて時系列順に更新していきますので、どうかお許しください。

 

まずは前回、試作5号フロントを製作して使用しましたが、

⇒⇒⇒手組ホイール 試作5号フロント 製作と試走

 

リムの剛性不足によりやっぱり激坂で進まないというなんとも歯がゆい結果となり、ならば現時点の最強剛性である試作3号を調整してみようということになりました。

 

試作3号フロント

この試作3号フロントは5月に製作したものですが、

⇒⇒⇒手組ホイール 試作3号フロントを製作 実走してタイム比較

 

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現時点で所有する手組ホイールの中で最強剛性を誇り、数々のヒルクライムセグメントを更新してきました。

 

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しかし落車により3週間ほどのブランクができてしまったことによって、乗り手のエンジンが劣化してしまい、その剛性が手に(脚に)余るような状態となってしまうという。

他の物で代用が効かないかと考え試作4号、5号と作っていったのですが、これだと剛性不足。

結局最強剛性である試作3号が一番性能が高いということに気づきました。

しかし、このガチガチぶりは今のエンジンでは過剛性。

なぜ過剛性なのか?

リムの剛性が高すぎる?

スポークの本数が多すぎる?

最初はそう思っていましたが、ググって数多くの記事を読み漁っていくと、

 

スポークテンションである程度はフィーリングを変えられる。

 

ということを思い出し、

よく考えればこの試作3号はスポークテンションをメチャクチャに上げていました。

スポーク数32本で2.0mmプレーンスポークなのにテンションアベレージ140kgfという、今考えるとありえないテンションで張っています。そりゃガチガチの脚ポキなわけです。

試作3号のスポークテンションを下げる

というわけで試作3号のスポークテンションを常識の範囲内まで下げることにしました。

常識の範囲内は90~120kgf。

現在のエンジン出力を考えて、テンションアベレージ100kgfに設定することにします。

これならばそこまでガチガチにならず、若干脚に余裕が生まれるはず。

海外のかの有名な記事でスポークテンションは剛性に影響しないというお話がありますが、その理論から考えるとスポークテンションを常識の範囲内にすることで、乗り心地と走行性能を両立できるということになります。

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早速スポークテンションを下げました。

見た目は全く変わっていないので、見た目から判断するのはどんな手組マニアでも無理だと思います。

Vittoria ルビノプロスリック 23C 寿命

リアのルビノプロスリックの様子を見てみると、

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見事に台形になっています(;´Д`)

これを履いてから約1500km。あまりにも減りが早い。

ウルトラスポーツ3の23Cよりも1000kmくらい早く寿命が来ました。

 

色々調べてみると23Cタイヤは細いがゆえに変形量が大きく、25Cなどの太いタイヤに比べると走行抵抗が大きいしタイヤ周長も小さくなるので、その分減りやすく寿命も短くなるとのこと。

ただし、もともと寿命が短いタイヤを太くしたところで寿命にそれほど大きな変化はなく、あまり変わらないとのことです。せいぜい変わって200kmくらいだろうか?

ということは寿命が長いタイヤで25Cがベストということに?

試す価値はありそうですね。

何はともあれ、予備のルビノプロスリック23Cに交換しました。

まだ残り2本あります。ルビノプロスリックの代わりはいくらでもいるもの

ちなみに交換したのは、試作5号フロントを履く前でした。

試走1 銭瓶峠へ

8月で史上初の2回目の梅雨という異常気象のおかげでしばらく乗れなかったのですが、ようやく晴れたので銭瓶峠へ試走してきました。

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まず、乗り心地は抜群に良くなりました。

これは振動による疲労がかなり軽減されそうです。

スポークテンションを下げたことによって進み具合が重くなるのではないかと思っていましたが、そこまでの大差は感じられず。その前にしばらく乗れなかったことによって乗り方を4割くらい忘れてしまっていたのでそちらの影響のほうが大きく、身体が付いていきません。

ということでタイムは16分台Ω\ζ°)チーン

しかしそんなエンジンが劣化しているにもかかわらず、過剛性によって脚がピキーンとなるようなこともなく、非常に優秀なホイールに生まれ変わりました。

どうやら、試作3号を硬いと感じていたのはスポークテンションの上げすぎによって起こっていたようです。今考えると我ながらかなり無茶なことをしていたと思います(;´Д`)

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そこから帰り道に貫通パンク(´・ω・`)

交換して約200kmほどで即死ですΩ\ζ°)チーン

こればっかりは運が左右しますので仕方がないとはいえ、雨上がりに走ったので尖った物が刺さりやすいですね。゚(゚^ω^゚)゚。

雨上がりにパンクしやすい なぜ?

雨中や雨上がりになぜ刺さりやすいのか?

道路に落ちている異物が雨水で運ばれて轍や路肩に溜まりやすく踏む確率と回数が増え、タイヤと路面と異物の汚れが雨によって洗い流されて摩擦係数が下がって、タイヤなどのゴムを切りやすくなり、貫通しやすくなる。

以上、グーグル先生からでした。

試走2 四辻峠~臼杵~佐賀関

気を取り直して、次は四辻峠から臼杵、佐賀関へ行ってきました。

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道の駅のつはるで休憩し、

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四辻峠のモニュメント前で休憩、

 

 

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試作5号で登ったタイムは28分でしたが、

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今回試作3号で登ったタイムは27分42秒でした。

ベストからは遅れましたが、試作5号で走ったときよりも約18秒速く登れています。

やはり試作3号のほうがリム剛性とハブ剛性が高いので、12%の激坂で失速しにくい感じはします。

もっとペダリング技術と脚を鍛えねば。

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佐賀関で走っているときも気持ちよくペダルを回せます。

 

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路面の振動がマイルドになっているので、振動による疲労が少ないです。

脚を止めてもスピードの落ち方が緩やかになったような気がします。

路面の振動がひどいとハブの回転性能が落ちるらしいので、柔らかくなった分振動が吸収されハブの回転性能が発揮されているのかもしれません。

試作3号がロングライド向けになったような気がします。

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まずまずのペースで走り切ることができました。

試作3号 調整後 総評

  • 柔らかくなったので、脚に来にくくなった
  • 柔らかくなっても進み方にそれほど変化は感じられない
  • 平坦で脚を止めると若干転がるようになった

疲労度もそこまで高くなく、脚がやられることもなく、気持ちよくロングライドをすることができました。

 

しかし、これはエンジンが少し鍛えられてきたら、またもう少し硬さがほしいと思うのではないか。。。。そして脚がやられてまた戻すと、そのループに嵌りそうな予感がします。

どこかでこのループに終止符打ったほうが良いかもしれません。

 

ではでは(^-^)/

 

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