とやの全力雑記ブログ

元ロードガチ勢、現在は趣味で健康のためにロードに乗っています。イラストをCLIP STUDIO PAINTで練習中。過去記事はアメブロからどうぞ。

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クロス鉄下駄の剛性を上げる魔改造

ロードに付いてくる初期ホイール鉄下駄を振れ取り+テンション上げ+ソルダリングをして、過去の本番機のタイムを練習機で上回り、さらにその後に若干の軽量化までするという、はたから見ると「何をしてるんだこいつ?(゚∀。)」と思われることを前回と前々回にしたわけですが、

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これに味をしめて今度はクロスの鉄下駄を弄ってみようということにしたようです。

2014年式CYLVA F24の鉄下駄を強化

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僕にとって一番最初のスポーツバイクである、2014年式BRIDGESTONE CYLVA F24。

その完成車重量は12.8kgとSCULTURAの約1.7倍という重量級。

とりあえずタイヤ、ステム、シートポスト、ハンドル、クランク、ペダル、サドルをロードの余り物に交換して、約1kgは軽量化できていますが、それでも11.8kg。

同価格帯のGIANTのエスケープR3がいかに価格と性能に優れたクロスバイクなのかがよくわかります。

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その鉄下駄もスポークテンションを測ってみたら、2.0mmのプレーンスポークなのに案の定22などユルユル(´・ω・`)

万人に合わせて作っているので、極端に硬くはできないのでしょうね。

これではペダルを回したときに大半の力が逃げて、フレームの低剛性と合わさり吸収されてしまうでしょう。

ならば、

鉄下駄のスポークテンションを上げる

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スポークテンションを27くらいまで上げて、

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振れ取りをして鉄下駄とは思えない精度にするしかないでしょう\(・∀・)/ワチョーイ

 

ちなみにこの鉄下駄、ペアで約2150gという鉄を通り越して鉛下駄っぷり。

こんな重さで坂を登ろうものならあっという間に脚が売り切れるでしょうね。

そしてやっぱりソルダリング

と行きたいところでしたが、わざわざクロスの鉄下駄にハンダ付けはしたくない。

ということで、ステンレス鋼線を使って結線のみとしました。

ステンレス鋼線ならばハンダ付けしなくとも根本で切断しなければそうそう緩まないようです。

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この鉄下駄、フロントは28Hのヨンヨンイタリアン組だったので、14箇所の結線。

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リアは28Hのロクロクイタリアン組だったので、反フリー側の7箇所を結線。

ロードの鉄下駄ではヤバイ変貌ぶりでしたが、クロスではどうか?

早速実走 その効果は

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昨日(2021/02/13)は一日中雨だったので、平坦の路面は少し乾いている感じでしたが、山はおそらくウェット状態。

さらに今日(2021/02/14)は夕方から雨予報だったので、これはいつもの別大国道を走れというお告げと直感し、まずは大野川河川敷でアップ。

走り出して気付いたのが、さすがにロードの鉄下駄ほどではないにしろ、ガチーンとクロスらしからぬ反応を見せてくれます。

これをクロスに乗っていた時代に知っていればもっと楽しかったんだろうなぁ(´・ω・`)

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あと、クロスなのに30km/h巡航が楽になりました。

ロードに乗り換えて2年後、再びクロスに乗ったら「全然進まねぇし疲れる(;´Д`)」という感じで30km/hどころか25km/hでもヒイヒイ言っていたのに、なんだこの違いは。

リアタイヤパナレーサーのツーキニスト25Cという1本350g近くあるような激重タイヤで、フロントはウルトラスポーツ2の23Cです。

この組み合わせだとクロスでは全くスピードが出ませんでした。出せても維持ができません。なのに、今は維持ができます。なんか進むので楽なのです。いや、疲れますけども(語彙力)

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フレームの剛性が低くてペダルの力が若干吸収され、ホイールの重量がレッドブル(ロードの魔改造鉄下駄)よりも重いのであまりにも高負荷すぎて約1時間でギブアップ(ヽ´ω`)

しかしまるでクロスとは思えないアベレージとなりました。

 

やはり、剛性は正義!

ホイールの剛性さえ高ければクロスであろうと速くなる!

 

クロスに良いホイールなんぞ履かせたくない。

でも、今のクロスの鉄下駄だと苦行で楽しくない(´・ω・`)

 

そんな方は、クロス鉄下駄を魔改造してみるとまた違った世界が見えてくるかもしれません。

 

ではでは(^-^)/

 

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